「雪どけミズのやわらかさ」-taste-
白瀧酒造の看板商品である上善如水をはじめ、全てのお酒の品質に水の良さが良く表れており、より多くの人たちに日本酒の事を知って頂きたい。ファンになって頂きたい。日本酒世界への誘い役を務める上善如水も、ここ越後湯沢の雪どけ水が無ければ生まれていなかったことでしょう。雪国の大切な財産であるやわらかな雪どけ水の特徴は、SEVENシリーズも受け継がれ、いずれのお酒も喉元を過ぎるとスッと消えて無くなるような飲み口に仕上がっています。
雪国の利点
雪国・越後湯沢は、お酒造りに非常に有利な環境を有しています。新潟県の魚沼地域に属するため、魚沼産コシヒカリがこの地で収穫される事は多くの方がご存知の事と思います。2000m級の山々に囲まれた魚沼地域は、お米の育成に理想的な寒暖差をもたらし、冬に積もった雪は田畑や酒造りに欠かせない綺麗で豊富な雪どけ水へと姿を変えます。
雪どけミズで仕込むお酒
冬に積もった雪は、およそ50年の歳月をかけて地中をゆっくりと浸透し、自然と時間に磨かれた地下水へと姿を変えます。このやわらかで、透明感のある雪解け水は、お酒の味わいにやわらかでなめらかな口当たり、消えてなくなるようなあと味の綺麗さをもたらしてくれます。
雪室貯蔵
SEVENブランドの瓶貯蔵には伝統的な「雪室貯蔵」方法を採用しております。これは、冬の間に積もった雪を利用して、お酒を自然の冷蔵庫である雪室内で貯蔵する技術です。雪室内の一定した低温環境は、お酒の熟成をゆっくりと進め、温度変化による品質の劣化を防ぎます。また、この貯蔵方法によって、お酒はその風味や香りを保ちつつ、よりまろやかで深みのある味わいに仕上がります。雪国ならではのこの貯蔵法も、このお酒の美味しさを最大限に引き出すための秘訣の一つです。
越淡麗
雑味が少なく芳醇な味わいに仕上がりやすい「山田錦」。淡麗ですっきりした味わいに仕上がりやすい「五百万石」。この2つを掛け合わせて新潟県が生み出した酒造好適米が「越淡麗」であり「酒米のサラブレッド」とも呼べるエリート品種です。やわらかな越後湯沢の雪どけミズの良さを一番お酒に再現できるのは越淡麗です。
瓶燗一火入れ
「瓶燗一火入れ」とは、日本酒を瓶詰め後に一度だけ加熱処理を行う製造方法です。この方法は、日本酒の品質を保持しつつ、風味や香りを最大限に引き出すことができる技術として評価されています。この製造方法により、一層の品質と美味しさを保ちながら、お客様に最高の飲酒体験を提供します。